実施報告

全国地域づくり人財塾
【期間】27年5月12日(火)-5月14日(木)

 平成27年度政策・実務研修「全国地域づくり人財塾」を5月12日(火)から14日(木)までの3日間で実施いたしました。
 「地域活性化」のためには、様々な知識・経験を持った人が、その知識・経験とアイディアを活かしながら、それぞれの活動に取り組み、地域で様々な活動が展開されている状況こそが大切です。そのような状況を生み出すために必要となる、地域づくり活動を自らの手で企画し実践できる人材、すなわち「地域づくり人」を育成するため、総務省との共催により本研修を開催しました。



◎研修の様子を写真にて紹介します。

←【特定非営利活動法人NPOフュージョン長池 富永一夫氏 講義風景】
「NPOフュージョン長池の実践~多様で美しい共生の地域を創造する人財とは~」と題して、NPOを立ち上げるにいたった経緯、活動内容、人材育成方法などをご講義いただきました。
【柳谷自治公民館長 豊重哲郎氏 分科会風景】→
研修2日目の午後からは、受講者が1グループ10名程度に分かれ分科会を実施いたしました。受講者からの質問や意見に講師が答える双方向の講義が行われました。分科会は、70分ごとに講師が代わり、合計4回実施しました。
←【全国地域づくり人財塾既受講者による活動報告】
過去に全国地域づくり人財塾を受講された方による活動報告を行い、受講者に今後の活動イメージを持っていただきました。
【成果発表と振り返り】→
研修を振り返り、職場に戻ったときに何をするかの「行動宣言」をしました。その後、各講師陣から研修のまとめのコメントをいただきました。

◎受講者の皆さまからは下記のような感想が寄せられました。
・講師の方と直接お話しすることで、今抱えている問題を解決するヒントが得られたような気がします。住民との向き合い方にも、自分から行動や相手の立場で考えるなど基本的なところから取り組みたいです。
・先生方の特徴ある対話は、目と耳と心に直接響きました。貴重なお時間を私たちのためにいただき、本当にありがとうございました。
・地域の方々から言いだされるのを待つ大切さ、仕掛けを考えさせられました。
・既成概念にとらわれることなく、企画を立案することの重要性を再認識できた。

 今回の研修には、全国から45名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に生かしていただけましたら幸いです。
 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。