実施報告

生涯学習によるまちづくりを考える
【期間】28年2月8日(月)-2月10日(水)

 平成27年度 政策・実務研修「生涯学習によるまちづくりを考える」を、平成28年2月8日(月)から2月10日(水)の日程で実施しました。
 この研修は、「生涯学習」を通して「まちづくり」を担う人材を育み、住民自治や地域振興など、地域づくりに役立つ施策を考えることを目的としています。また、講義や事例紹介をヒントにグループ討議を行って、地域の実情に応じたオリジナルの提言案を作成する演習に取り組みました。

◎3日間の研修の様子をご紹介します。

←【講義】地域づくりと生涯学習
滋賀大学社会連携研究センター准教授 横山 幸司氏の講義風景
豊富な知識やご経験から、全日程にわたりご指導をいただきました。
              【事例紹介】ふるさと郷育の推進と地方創生に
                 公民館はどう関わるのか、変わるのか→
     島根県浜田市教育部生涯学習課生涯学習係長 村木 勝也氏の講義風景
 ←グループ討議の様子
 講義終了後も課外演習を行いました。受講者同士が事前学習を踏まえて
 地域の課題を話し合い、講師から様々なアドバイスをいただきました。
                               演習発表の様子→
       最終日には、研修の締めくくりとして、グループに分かれて地域の
       生涯学習施策に関する提言案をまとめ、発表しました。 

 このほか、「これからの時代に対応した博物館の役割を考える-市民等との協働-」と題して、東近江市西堀榮三郎記念探検の殿堂主幹 角川 咲江氏からご講義をいただきました。

 受講者の皆様からは次のような感想が寄せられています。
 「地域の課題解決のため、生涯学習が『政策』として非常に重要であることが分かった。」
 「事業効果の見える化にはすぐにでも取りかかりたい。また、戦略的な事業展開を行いたいと思う。」
 「今取り組んでいる事業と地域課題解決への相関性を見直し、必要に応じてスクラップアンドビルドを図りたい。」

 今回の研修には、全国各地から48名の方に参加していただきました。受講者の皆様には、この研修で学んだことや育まれたネットワークを活かし、それぞれの地域で活躍していただければ幸いです。
 JIAMでは、今後も自治体のニーズにあった研修を実施いたします。ぜひご活用ください。