実施報告

これからのまちづくりと地域の交通~公共交通を中心に~
【期間】27年12月9日(水)-12月11日(金)

 平成27年度「これからのまちづくりと地域の交通~公共交通を中心に~」を、12月9日(水)から12月11日(金)までの3日間で開催いたしました。
 本研修は住民の交通手段の確保、高齢者・障がい者等の円滑な移動、交通に関わる環境負荷の低減等を目指すことが求められている中で、住民ニーズに合った地域の交通政策を実現するため、自治体のまちづくり政策に繋げる知識を養い、施策立案能力の向上を目指すことを目的に開催しました。


◎研修の様子を写真にて紹介します。

 
 
←【講義】まちづくりと公共交通政策のポイント~現状認識・政策立案~

大阪大学コミュニケーションデザイン・センター 特任教授 土井 勉 氏
 
【事例紹介】公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり~コンパクトシティ戦略による富山型都市経営の構築~ →

富山市都市整備部交通政策課 副主幹・交通企画係長 高瀬 雅基 氏
富山市都市整備部交通政策課 鉄軌道係長 頼成 祐介 氏
 
←【事例紹介】神鍋高原 上限200円バス社会実験の取組みとその展開について

豊岡市都市整備部都市整備課交通政策係 主任 橋本 直紀 氏

受講者の皆様からは、次のような感想をいただきました。
「交通政策はまちづくりと併せて考え、様々な形態を考え出す、導き出すことがとても大切な視点であると感じた」
「公共交通の問題をどう発見したらいいのかをしっかり理解できた」
「公共交通の担うべき役割を保つ為にどういった点を問題として認識すべきか、それを基にMMやPTをどういったアプローチで行うべきか大変参考になった」
「今回の研修は新しく公共交通を推進するにあたり非常に参考になりました」

 この研修には、全国各地から48人の方々にご参加いただきました。今回学んでいただいたことを、今後の活動でお役立ていただければ幸いです。
 JIAMでは、今後も自治体のニーズに合った研修を実施してまいります。是非ご活用ください。