実施報告

使用料等の債権回収【JAMP共同実施】
【期間】27年10月5日(月)-10月9日(金)

 平成27年度政策・実務研修「使用料等の債権回収」を10月5日(月)から9日(金)までの5日間で実施いたしました。
 本研修は、自治体における各種債権の法的位置づけを正しく理解するとともに、効果的な債権回収の仕組みづくりなど、債権管理のあり方について、講義・演習を通じて学ぶことを目的に実施いたしました。

◎研修の様子を写真にて紹介します。

←【弁護士法人公園通法律事務所弁護士 瀧康暢氏 講義風景】
「自治体債権回収の法的知識とその流れ」「私債権及び非強制徴収公債権の適正管理・回収」と題してご講義をいただきました。各種債権の法的な枠組みや公債権と私債権の区分整理などの基礎的な内容から、納付交渉と裁判手続きによる効果的な回収方法などの具体的な手法に関する内容まで幅広くご講義をいただきました。
【芦屋市上下水道部長 青田悟朗氏講義風景】→
受講者から事前に集めた質問を中心に回答と解説をしていただきました。
←【演習風景】
担当債権別に分かれ、それぞれの持ち寄った課題及び設定された課題の検討を行いました。
【発表風景】→
検討した課題について、発表・質疑応答・講評を行いました。演習指導及び発表講評は、特定非営利活動法人ローカルガバメント・ネットワーク理事長 堀博晴氏にご担当いただきました。

◎受講者の皆さまからは下記のような感想が寄せられました。
・私債権、非強制徴収公債権についてほとんど知識がありませんでしたが、講義が分かりやすく今後の業務に活かせる内容でした。
・実際に各自治体が抱えている案件を基にした資料だったので、理解しやすく参考になりました。
・モチベーションが上がり仕事への意欲が湧きました。
・ 先生のお話しは本当に身をもっての言葉が多く胸を打たれました。とても奮起させられるお話しを聞くことができたので、この思いを忘れないようにします。

 今回の研修には、全国から87名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に生かしていただけましたら幸いです。
 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。