実施報告

滞納整理の実践と徴収マネジメント
【期間】27年11月30日(月)-12月4日(金)

 平成27年度政策・実務研修「滞納整理の実践と徴収マネジメント」を11月30日(月)から12月4日(金)までの5日間の日程で開催しました。
 この研修では滞納整理の困難案件の解決手法と徴収を効果的に行うマネジメントについて学びました。

【研修のポイント】
・実務担当者に必要な知識や効率的・効果的な手法及び徴収マネジメント学びます。
・先進自治体の滞納整理手法及び徴収マネジメントを学びます。
・各受講者が困難案件の事例を持ち寄り、情報交換や意見交換を通して解決策を検討し、その結果を発表します。

←【滞納整理学会事務局長 三島充氏 講義風景】
三島氏には研修のコーディネーターとして、全日程をとおしてご指導いただきました。演習指導では、各受講者が持ち寄った困難事例について、それぞれの解決策の検討を行いました。
【熊本県西原村住民課健康福祉係長 堀田直孝氏 講義風景】→
「西原村の滞納整理」と題して、市町村間の相互併任徴収体制、捜索、危機管理、クレーム対応等についてポイントをご紹介いただきました。
←【弁護士 瀧康暢氏 講義風景】
「弁護士と連携した滞納整理」と題して自治体と連携して滞納整理にあたった事例や生活再建型の滞納整理についてご講義いただきました。
【奈良県王寺町総務部長 中野衛氏 講義風景】→
「王寺町の滞納整理」と題して、王寺町の先進事例を紹介していただきつつ、徴収マネジメントや滞納整理を行ううえでの心構えについてもご講義いただきました。

◎受講者の皆さまからは下記のような感想が寄せられました。
「徴収業務に大切なポイントを分かり易く説明していただけた。」
「他市町の状況、自町の状況を意見交換し、ともに検討し相談することで、自らの提出した事例の解決への道筋も考えることができた。」
「多くの自治体の滞納整理の工夫などを聞くことができて刺激になった。」

 この研修には、全国から80名の皆さまにご参加いただきました。今回学んだことを実際の業務に活用していただければ幸いです。
 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。