実施報告

職場のチーム力アップ
【期間】27年5月18日(月)-5月19日(火)

 平成27年5月18日(月)、19日(火)の2日間、特定非営利活動法人国際ファシリテーション協会理事 本間直人氏、一般社団法人ヒューマンウェア研究機構理事 岡崎克哉氏にご指導をいただき、「職場のチーム力アップ」を実施ました。

 本研修では、組織力の更なる向上にむけて、職場の人間関係や組織体制、庁内連携などにおける問題解決に向けた手法を、講義だけではなく受講者自身の体験により習得し、職員個人の強みを生かしながら職員相互の信頼関係をさらに強め、職場全体を活性化させる方法を学び、研修後に職場で実践できることを目指しました。

○研修の様子を、写真にてご紹介します。


【講義風景】本間氏、岡崎氏による講義
特定非営利活動法人国際ファシリテーション協会理事 本間直人氏、一般社団法人ヒューマンウェア研究機構理事 岡崎克哉氏にご指導をいただきました。
受講者は、講師お二人の巧みな話術に引き込まれ、堅かった雰囲気も次第に柔らかくなり、和やかな雰囲気の中スタートしました。
 様々な演習を行う中で「チャレンジウォーク(ブラインドウォーク)」では、二人一組のペアとなり、一人が目を閉じて、もう一人の誘導によって歩くことで、言語コミュニケーションを見直すことの必要性や、相手との信頼関係、予測をして言葉をかける重要性など学びました。
【演習風景】中庭で演習を実施中 

【演習風景】柔軟な発想で!
 各演習を通じて、一緒にチームで作戦を練り、いかに限られた時間の中で、柔軟な発想でお互いにアイディアを出し、協力して目的に達成することができるか、を競いながら真剣に行いました。
 グループの中で、全員の条件を満たすことができるよう調整をし、また譲れないところは議論し、意見・主張の対立を解消しながらより良い計画に仕上げていくことを通じて、傾聴を学び、また全員で納得のいく楽しい企画を完成させるという演習を行いました。
【演習風景】グループによる旅行計画作成

◆2日間の演習を通じて、柔軟な発想や伝えることの難しさを認識し、それらを踏まえて、グループワークでは受講者が積極的に議論し、発見や気づきを得る中でお互いの理解を深めることができました。

◆受講者からは次のような意見をいただいています。
・体験型であったため、自然と身についた。
・事務を進めていく上で成果をあげていくためのコミュニケーション方法等、実践できる内容が多く含まれていて大いに参考になった。人それぞれの固定観念が異なっていることが新鮮だった。
・みんなで作り上げる作業に達成感を感じた。
・思い込みや固定観念がチームワークに影響する点が参考になった。

◆この研修には、全国から41名の皆さんにご受講いただきました。得られた知識や経験は、今後、各自治体において生かされることを期待します。