実施報告

《中級》第2回多文化共生マネージャー養成コース(インターバル研修)
【期間】(前期)27年11月9日(月)-11月13日(金) (後期)28年1月18日(月)-1月22日(金)

 平成27年度 国際文化研修「第2回多文化共生マネージャー養成コース」を、前期、後期合わせて10日間実施しました(前期:11月9日(月)~13日(金)、後期:1月18日(月)~1月22日(金))。
 この研修では、地域の多文化共生を担う人材の育成を目的とし、多岐にわたる講義や実地研修を行っています。今回も地域における現状や課題を考え、将来に向けた3カ年計画を作成する演習に取り組み、多文化共生施策の推進にむけた様々な手法を学びました。

←「外国人住民と法制度(2) 外国人児童・生徒の教育」
  群馬大学教育基盤センター 教授 結城恵氏 講義風景
             「多文化共生施策推進への期待」→
犬山市多文化共生推進員 大島ヴィルジニア・ユミ氏 講義風景
←「地域における連携・協働」
  一般社団法人グローバルサポート人財浜松 代表理事 堀永乃氏
                      「ふりかえりとまとめ」→
特定非営利活動法人多文化共生マネージャー全国協議会 理事 土井佳彦氏
演習風景

 受講者の皆様からは、次のような感想が寄せられました。
 「外国につながる子がいるからこその授業、学校の先生の役割の大きさを考えさせられました。」
 「日本語教育について他国の制度と比較しながら学ぶことができました。」
 「多様な社会問題に対応するためにも、自治体はマルチステークホルダーエンゲージメントで課題解決をするという選択肢があることを知ることができ良かったです。」

 今回の研修には、全国から27名が参加されました。この研修で学んだことや、育まれたネットワークを活かして、それぞれの地域で活躍していただければ幸いです。
 JIAMでは、今後も地域の多文化共生推進に役立つ研修を実施いたします。皆様のご参加をお待ちしております。