実施報告

《初級》第2回多文化共生の地域づくりコース【JAMP共同実施】
【期間】28年2月1日(月)-2月5日(金)

 平成27年度「第2回多文化共生の地域づくりコース」を平成28年2月1日(月)から5日(金)に実施しました。

 本研修は、外国人住民や外国にルーツを持つ住民と共に、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築きながら共に地域で暮らしていく多文化共生の地域づくりに必要な人材の養成を目的に実施します。

← 【講義】研修初日の冒頭講義「多文化共生施策の現状と課題」風景 (時光氏)
【事例】川添浩司氏の「市町村における多文化共生施策」授業風景 →
← 【事例】南珣賢氏のオールドカマー「高齢者の現状・課題」授業風景
【演習】班毎の全体ふりかえり様子 →

 研修には全国各地から、36名の自治体職員・NPO職員・市町議会議員の方々に受講いただきました。

 受講者の皆さまからは下記のような感想が寄せられました。
 ◆36名の参加者の皆様や、様々な講師の方々のおかげで、他市の多文化共生への取り組みや、課題等を知ることができた。また、グループ内に実際に相談援助の業務に就かれている方々がいたことで、現場での実情を知ることができ、非常に貴重な機会となりました。今後、具体的に行いたいことは,5日間で学んだことから、定型的な言葉ではなく、自分の言葉でなぜ多文化共生が必要なのかを話せるようにし、課内や市の国際交流協会はもちろん、一般の市民の方にも納得・共感してもらえるようにし、今後のより良い事業に繋げて行きたいと思います。
 ◆殆どの講義が受講前から聞きたい・知りたいと思っていたので、集中して聞くことができました。講義の時間設定や内容は良かったです。
 ◆今回、情報収集を目的としておりましたが、講義や他市区町村・団体のお話しを聞く機会がたくさんあり、毎日が新しい発見でした。

また、今回の研修から新たに八尾市人権文化ふれあい部国際課の川添氏および聖路加国際大学の五十嵐氏にも講義をいただきました。

 今回の研修を各団体の取り組みに活用していただければ幸いです。
 JIAMでは、多文化共生に関する研修をこれからも実施しますので、どうぞご活用ください。