実施報告

海外へ売り込め!地域資源を活用した国際観光戦略
【期間】27年11月4日(水)-11月6日(金)

 平成27年度「海外へ売り込め!地域資源を活用した国際観光戦略」を、11月4日(水)~11月6日(金)までの3日間で実施しました。

 世界経済が回復基調にある中、昨年に訪日した外国人観光客数は過去最高となりました。2020年夏に五輪・パラリンピックの東京開催が決定し、今後も訪日する観光客の増加が見込まれ、その観光ニーズは多様化しています。
 この研修では、これらの機会をとらえ、地域の経済を活性化させる方策の一つとして、地域にある資源の特色を活かし、世界に通用する魅力ある観光地域づくりを行うための戦略、手法などを学びます。

 研修前半では、講義を通じ、外国人観光客誘致の施策立案及びマーケティングや地域連携、情報発信など、外国人観光客誘致に向けた戦略や手段などについて学びました。
 研修後半では、事例紹介の成功例を参考にしながら、4班に分かれ演習を行い、グループ発表を実施しました。その後、発表内容について受講者同士で質疑応答を行い、講師より講評をいただきました。


 次に研修の様子をご紹介します。

← 当研修のコーディネーター兼講師であるJTIC.SWISS代表 山田桂一郎氏の講義風景
日本政府観光局インバウンド戦略部誘致戦略グループマネージャー 鄭然凡氏による、国の施策についての講義風景 →
← 最終日、班別に最も実現性の高い国際観光戦略を発表した後、他班の受講者からの質疑応答を行っている様子
受講者の演習発表に対しての講評及びアドバイスを、JTIC.SWISS代表 山田桂一郎氏及び事例紹介講師の(株)美ら地球代表 山田拓氏が行っている風景 →

 受講者の皆様からは、次のような感想が寄せられました。
 「基本的な用語も分からないまま本研修に来てみたが、戦略や戦術を行政の立場から得ることができ、本市に戻り、実践して行きたい。」
 「グループ討議の手法で、自分達の行っている事業を見直していきたい。また、課でその様に考える場を設けていける様に働きかけたい。」
 「5年後、今回の講師陣の目にとまるような活動を展開して、きますので、ご期待ください。」

 本研修には、全国の自治体から31名の方にご参加いただきました。

 JIAMでは、平成28年度にもインバウンド観光戦略についての研修を実施する予定です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。