実施報告

海外へ売り込め!地域資源を活用した海外販路開拓~農林水産物と地場産品~
【期間】27年7月13日(月)-7月15日(水)

平成27年度国際文化研修「海外へ売り込め!地域資源を活用した海外販路開拓」を、平成27年7月13日(月)~15日(水)の3日間の日程で実施いたしました。
 本研修では、地域活性化の方策のひとつとして、地域産品の海外販路開拓について学んでいただきました。今年度は実地研修も行いました。

◆次に3日間の研修の様子をご紹介します。 


【講義風景】アジアネット代表田中豊氏
 


 ←近畿農政局課長 丹菊氏より農林水産物、食品輸出促進対策の概要について、知的財産権についてアルカディア知財事務所弁理士垣木氏よりご講義いただいた後、アジアネット代表田中氏より、地域の強みを活かした商品の輸出について講義を行っていただきました。

 

 2日目、JETRO 江口氏の講義のあと、関西国際空港に到着し、関西国際空港の会議室で「食輸出のプラットホームの確立」と題して、新関西国際空港株式会社の高橋氏と関西・食・輸出推進事業協同組合理事の林氏よりご講義をいただきました。
 講義の後、流通業と、航空集配サービスについて実地研修を実施いたしました。→ 


【実地研修】関西国際空港による実地研修風景

【事例紹介】島根県中道氏による「島根県における事例紹介」
 

 ←島根県中道氏から島根県の海外販路開拓の最前線の事例紹介をいただきました。「グルテンフリー」など、様々な取り組みを通して、海外に販路を開拓されている実際のお話を伺い、大変参考となりました。
 
 高峰氏による宮崎県産品の台湾輸出についての講義のあと、講師4名によるセッションを行いました。→ 

【事例紹介】高峰氏による宮崎産品の台湾への輸出事例紹介のあと4人によるまとめ 

 受講者の方々から、次のような感想をいただきました。
「海外輸出の心構えについて、再認識できた。」
「中小企業(事業者)の海外進出事例の手法について参考になった。」
「行政が実際に行っている事例を具体的に示されたため、とても参考になった。」

 各自治体における地域の産品を海外へ輸出するための様々な方策について、講師の皆さまの講義や関西国際空港での実地研修を通じて学び、受講者同士の活発な意見交換がありました。
 受講者の皆さまには、今回の研修で学んだことを活用し、今後の販路開拓に役立てていただければと期待しています。