実施報告

自治体マネジメントのための地方公会計実務
【期間】29年4月24日(月)-4月26日(水)

平成29年度政策・実務研修「自治体マネジメントのための地方公会計実務(JAMP共同実施)」を4月24日(月)から26日(水)までの3日間の日程で実施しました。
今回の研修は、地方公会計に係る目的や位置づけ、公共施設マネジメントへの活用事例や財務書類等の活用事例の講義等を通じて、統一的な基準による財務書類等の作成方法や目的を学びました。研修においては、財務書類の作成に係り、複式簿記・発生主義を初めとする基礎的な講義を行い、さらに、行政コストの分析方法等、地方公共団体における公共施設等のマネジメントなど自治体経営に係る能力の向上を図ることを目的に実施いたしました。

研修会の様子
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写真(左から順に):
1. 総務省自治財政局財務調査課長 溝口 洋 氏の講義風景
2. 大東市政策推進部財政課長 川口 克仁 氏の講義風景
3. 吹田市行政経営部資産経営室長 保木本 薫 氏の講義風景
4. 有限責任監査法人トーマツ大阪事務所パブリックセクター部 シニアマネジャー 公認会計士 常峰 和子 氏の演習風景

他にも次の講師の方々にご指導いただきました。(ご講義順)
有限責任監査法人トーマツ大阪事務所パブリックセクター部 マネジャー 公認会計士 大川 裕介 氏
有限責任監査法人トーマツ名古屋事務所パブリックセクター部 マネジャー 公認会計士 利行 淳 氏

受講後のアンケートでは、
「基礎的な部分を、演習を交えてやっていただいたので分かりやすかった」
「ふせん仕訳ゲーム等で複式簿記に対する意識を全方的に高めていく手法を学べた」
「公会計を作るだけでなく、活用している事例を知ることができ、大変刺激になりました」
「先進事例を交えての説明で、イメージが掴みやすかった」
といった意見をいただきました。

この研修には、全国各地から63名の方にご参加いただきました。今回学んでいただいたことを、今後の業務でお役立ていただければ幸いです。